ハーレーの特徴は大型の車体、力強い走りと様々ですが、使用されている部品のサイズがミリではなくインチであることはあまり知られていません。他のバイクの多くがミリ単位で部品の大きさを決めているので、同じ感覚でハーレーを扱いがちです。しかしハーレーはインチ単位で部品の大きさを決めている珍しい車種なので、愛車として乗り回す際はその点を注意する必要があります。ハーレー乗りにとって愛車を自分でメンテナンスするのはひとつの目標ですが、その際にミリ単位の工具を使ってしまうと思わぬ事故に遭う可能性があります。
ミリとインチは見た目が似通っていてもその大きさは微妙に異なるので、ミリ用の工具でハーレーの部品を適切に扱うことはできません。
愛車のハーレーを安全に扱うにはインチ用の工具を用意する必要があります。日本国内で流通しているバイクのほとんどはミリ単位の部品で構成されているので、インチ用の工具はハーレー専用と言っても過言ではありません。そのため、愛車のメンテナンスに使う工具を購入するにはハーレーの正規店やカスタムショップなどを利用することになります。また、海外の業者から購入する方法もありますが、稀に状態が良くない粗悪品を送り付けられることもあるので信頼できる業者を選ぶことが重要です。
ハーレーを長く乗り続けるには定期的なメンテナンスが不可欠であり、そのためにもハーレーの部品にぴったり合うインチ用の工具が必要となるのです。
ハーレーの純正パーツの値段について調べてみよう
ハーレーの純正パーツは、バッテリーやタンク、シートなどの大型のものだけでなく、ミラーやライトといった小型の製品まで様々なものがあります。特に、ツーリングモデルの純正パーツは、ハーレーを愛する多くのオーナーの間で支持されており、一つあたりの価格が高めのものが目立ちますが、耐久性や安全性など様々な面で魅力のあるアイテムとして位置づけられています。
一般的に、純正パーツは十万円から二十万円ほどのものが多く、社外パーツと比べると二倍以上の値段で流通しています。
そうした中、年間を通してツーリングをする機会が多い人や、一度に長距離を運転する人は、純正品をメインに選択することがおすすめです。
また、ハーレーの純正パーツを扱う店舗によっても販売価格にバラつきがあるため、時間の許す限り評判が良い店舗の価格帯や在庫状況をチェックしておきましょう。国内のバイカーから高く評価されているバイクショップの中には、ハーレーを中心に海外のメーカーの純正パーツを良心的な価格で販売しているところもたくさんあります。そのため、一通りのハーレーの純正パーツを揃えたいという人は、身近なところにあるバイクショップの実店舗だけでなく、リピーター数が多い通販ショップを覗いてみるのも良いでしょう。
純正パーツの使い勝手の良さについて理解を深めたい時は、ハーレーを購入した店舗のスタッフに相談をして、各地のオーナーから広く選ばれているパーツの特徴について教えてもらいましょう。